修学旅行として農林漁業体験型民泊が人気を集めている

民泊記事

2016/05/09


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東村HP 『修学旅行体験プログラム』 より

 

 

都市型の民泊問題で話題にあがっている『民泊』。法整備をどうするかで検討中ですが、

 

それとは違う目的で行う民泊が密かに話題を集めています。

 

それが、農林漁業体験型の民泊による修学旅行です。

 

 

民泊による修学旅行のいきさつ

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Photo credit: Urawa Zero via Visualhunt.com / CC BY

 

近年、コミュニケーションを取ることが苦手な子どもが増えていますが、

 

こうし たコミュニケーション能力の向上には「体験」や「交流」が効果的であると言われています。

 

子どもたちの健全な成長を図るため、全国的に農村や田舎での民泊体験が増え、

 

観光地を見てまわる旅行から民家で生活体験する旅行のニーズが高まってきています。

 

 

一方、沖縄の伊江村を始めとした観光地にとっては産業活性化に悩んでいました。

 

そこで、民家体験型(民泊)を機軸に据えた観光産業復興により、脆弱な産業基盤構造を改革するとともに、

 

地域資源を活かし、『生きがいづくり』と『経済効果への波及』を高め、地域活性化をはかる為に始まりました。

 

 

取り組みのポイント(例:沖縄県伊江村)

沖縄民泊の火付け役として有名な沖縄県の伊江村は、2003年から民泊事業をスタートしました。

 

こちらの村でのポイントは3つです。

 

1.修学旅行生にターゲットを絞った民泊

沖縄県内で初の体験型観光として、修学旅行生をターゲットに「伊江島を体験する」民泊をスタート。

空き部屋になった子ども部屋が多い島の事情ともマッチして、受け入れ協力民家は120軒を越えます。

 

2.お客様扱いはしない。テーマはヒューマンツーリズム

生活態度の良くない子どもに対してはたとえ他所の子でも厳しく指導する。

そうした島の人の気質が学校や子ども達と信頼関係をつくりだすことにプラスに作用しています。

 

3.地場産品の地域ブランド化

農作物や畜産物の出荷量は多くても「伊江島」の名前がほとんど出てこない反省を踏まえ、

地域ブランド開発に取り組む。既存施設の活用や、地域の材料の効果的な利用等、様々な工夫がなされています。

 

 

こういった事を意識して地域活性化、地域ブランド化、ならびに、子供たちの交流の拡大を担っています。

 

 

民泊修学旅行による子供たちの変化

いい言葉がありましたので紹介します。

 

『民泊は人育て』

 

これは修学旅行生のためだけに当てはまる言葉ではないと思います。

 

受入側の人たち自体にも意識がすこしづつ変わってきて、

 

更には、その受入側たちの子ども達にも意識が高まってきていると言います。

 

外の人たちが来る。自分たちより高いレベルの子の存在を目の当たりにする機会もあります。

 

そういった中で、良い刺激をもらい、自分も負けてられないという意識が芽生えるそうです。

 

 

民泊する民家の多くが子供が島を出ていき、空いている部屋を民泊させています。

 

泊まる修学旅行生が自分の子供が里帰りしてきたつもりで接するので、親子のような関係を築くことが出来ます。

 

都会の多くの生徒は家庭での両親との会話が少なく、民泊先での温かい心の触れ合いに涙する生徒も多いそうです

 

あまり会話しなかった生徒が教師や親とのコミュニケーションがとりやすくなったりという声は多いようです。

 

 

ほとんどの子たちが一番の思い出として民泊を挙げるくらい強烈な体験として印象が残るようで、

 

『今度は家族で会いに行きたい!』や『島の子供になりたい!』などの声も多く、

 

いちファンとしてなる方がほとんどです。

 

このように、通常の修学旅行では体験できないような体験ができ、濃い時間を過ごせることから注目され始めています。

 

 

波及する修学旅行民泊

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陸前高田市広田町 生活体験推進協議会 より

 

現在修学旅行に民泊を選ぶ学校も増えてきました。また、その受け入れ先も増えてきています。

 

沖縄は多くの場所で農林漁業体験型の民泊を始めており、全国各地でもこの広がりは起きています。

 

 

各々で、その地域にある観光資源や土地を活かした体験プログラムがあり、地域が賑わい始めています。

 

北は北海道から、南は沖縄まで、本当に様々な地域で行われております。

 

『民泊』 『修学旅行』と検索してみればたくさん出てくると思います。

 

最近になって開始しました。という地域も多くなってきています。

 

 

しかし、修学旅行生を受け入れるには相当な苦労・問題があります

 

受け入れる側は旅館業法の許可を取得したり、

 

食に関してもアレルギーであったり色んな知識についても学ばなくてはなりませんし、消防や救急救命など。

 

体験プログラムもありますので、そちらに関しての安全の確保であったり、その内容を考えたりと。

 

 

 

地域をあげてこの体験型民泊事業に取り組んでいます。

 

だからこそ地域ぐるみで協力し合い、勉強しあい、一緒に盛り上げていこうとしています。

 

こういったことから、地域自体にも良い波及効果が広がっており、地域活性化にはもってこいですね。

 

 

国としても体験型の民泊を勧めていこうという考えがあります。

 

政府は『農林漁家民宿開業・運営の手引き』を公開して、この事業を盛り上げようとしています。

 

こちらについては以下で記事を書きました。

⇒ 農協観光、農家民宿の開業・運営の手引き書を公開

 

このように、国の助けもあり、徐々に増えており、地域が活性化していくのは嬉しい限りです。

 

 

この記事を書きながら、個人的にも体験型民泊をしたいなという想いが沸いてきました。

 

人との濃い触れ合いは大切です。

 

修学旅行としても大いに良いのですが、何かに行き詰まったりしたとき、こういった民泊もアリではないでしょうか?

 

 

 

お困りの方・質問等、お気軽にご連絡下さい。


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