民泊に関して

日本の客室数の現状&Airbnb物件数推移

Raffles Hotel Lobby

1.日本の客室数の現状

日本の宿泊施設は現在どのような状況なのでしょうか。

 

訪日外国人の方たちが増えている(増加の一途を辿る訪日外国人観光客を参照)事で、宿泊施設の稼働率が上がっています。

下図は『東京都の客室稼働率の推移』(マンション・チラシの定点観測より抜粋)です。

客室稼働率の推移(東京)

オータパブリケーションの全国ホテル稼働率調査によると 2013 年 10 月以降、20 ヶ月連続で前年同期と同等か上回る状況が続いている傾向にあり、予約が取りづらくなる上に一泊の料金が上昇してきています。

 

一方で、それに伴い客室数も増加してきているのかと思いきや、それほど変化していないのが現状です。

下の左図が『ホテルと旅館の客室数』、右図が『ホテル・旅館・簡易宿所の施設増加数 (前年比)』です。

(ニッセイ研究所より抜粋)

ホテル・旅館の客室数と施設増加数 (前年比)

ホテル数は少しずつ増えてはいるのだが、旅館の廃業が相次ぎ、客室数が大きく減少しているために全体の客室数としては15年ほど横ばいが続いています。

しかし、それを横目にホステルやカプセルホテル、ゲストハウス などの簡易宿所が増加傾向にあります。

坪効率が良く、利回りが高いこちらにコンバージョンしていっているのが顕著に表れた結果であると言えます。

今後も時代の流れとして、こちらは増加していくでしょう。

 

この状態でも更に訪日外国人の方たちは増え続けています。

2020年までには訪日外国人数を2,000万人にする目標ですが、今現在の状況で2000万人受け入れるとすると1日10,000室程、客室数が足りない事になります。

この足りない客室10,000室、2020年のオリンピックまでには建設予定であり、既に建設も始まっています。

新しいホテルが開業する一方、既存の老朽化したホテルや旅館が廃業していくことが予想されるため、客室数が伸び悩むでしょう。

結局のところ、日本のインバウンドビジネスを伸ばしていくにはこの溢れてしまう訪日外国人をどうやって日本に宿泊させるかです。

 

そこで出てくるのが【Airbnb(民泊)】です。

Airbnbとは?を参照)

 

2.Airbnb物件数の推移

Airbnb登録物件数

こちらは『Airbnb登録物件数の推移』となります。(マンション・チラシの定点観測より抜粋)

早くも都内では6,000件を超えてきました。日本全体では20,000件を超えています。しかし、ホテルの客室数と比べると微々たるものですが、ホテル不足の深刻化と宿泊料金の上昇に伴い、こちらの需要も上がってきています。

これから法案が固まっていくのでどうなるかわかりませんが、こちらが増えることでホテル不足にAirbnbが対応できるようになっていき、ますますインバウンドビジネスが加速していくことでしょう。

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しかし、東京には大きなホテルがたくさんあるイメージですが、全く足りていないとは驚きですよね。それほど訪日外国人の方たちが思ってる以上に増えてきているということです。

その一方で北京やロンドンのように、オリンピックが過ぎた後にホテルが不況に陥るのが危惧されています。このことも含めて民泊に対する法案決定は今後の日本にとって重大な決定になることでしょう。

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